2022年3月27日、アカデミー賞が発表されて、おおいに話題になりましたね。
さて、アカデミー賞では、いろんな作品、スタッフ、キャストがノミネート、受賞となって注目される一方で、別の意味での話題もありました。
ウィル・スミスさんが騒ぎを起こしたのです。
アカデミー賞司会者の言葉が原因だったとのこと。
では、アカデミー賞でウィル・スミスさんは何を言われたというのでしょうか?
また、ウィル・スミスさんのアカデミー賞対象映画作品、アカデミー賞の他の対象映画作品についても、どういったものがあったというのか、見ていきたいと思います。
ウィル・スミスのプロフィール
ウィル・スミスさんは、1968年9月25日、アメリカ出身の54歳。
1987年、アルバム『Rock The House』でラッパーとしてデビューし、1988年には、シングル「Parents Just Don’t Understand」でグラミー賞最優秀パフォーマンス賞を受賞しました。
1992年には、『ハートブレイク・タウン』で映画デビューしています。
以後、ハリウッドを代表するスターになっていくことに。
これまでに、映画では、『インデペンデンス・デイ』、『メン・イン・ブラック』、『ALI アリ』、『幸せのちから』、『コンカッション』、『ドリームプラン』といった作品に出演してきました。
また、これまでの受賞歴は、アカデミー主演男優賞、ハリウッド映画賞主演男優賞などとなっていました。
アカデミー賞でウィル・スミスは何を言われたのか?アカデミー賞司会者の言葉は?
さて、このようなウィル・スミスさんは、アカデミー賞で、アカデミー賞司会者の言葉が原因で、ブチ切れ、騒ぎを起こしてしまうという展開に。
はたして、アカデミー賞でウィル・スミスさんは何を言われたのでしょうか?
そして、アカデミー賞司会者のウィル・スミスさんへの言葉とは…?
ウィル・スミスさんは、アカデミー賞司会者のクリス・ロックさんから侮辱的ともいえる発言を受けて、彼に殴りかかるというトラブルに発展していました。
クリス・ロックさんは、ウィル・スミスさんの嫁のジェイダ・ピンケット・スミスさんの髪形を侮辱していたのです。
ちなみに、ジェイダ・ピンケット・スミスさんは脱毛症だったとのこと。
彼女が脱毛症にひどく悩んでおり、夫であるウィル・スミスさんも熱心にサポートしていたのでしょう。
クリス・ロックさんにウィル・スミスさんやその家族を中傷する意図はなかったようですが、これはいただけませんね。
ウィル・スミスさんもまずかったでしょうが、クリス・ロックさんも反省すべきではないかと思います。
ウィル・スミスのアカデミー賞対象映画作品
そんなウィル・スミスさんのアカデミー賞対象映画作品とは、どういったものだったのでしょうか。
それは、映画『ドリームプラン』でした。
映画『ドリームプラン』で、ウィル・スミスさんは後に、アカデミー主演男優賞を受賞しています。
映画『ドリームプラン』は、2021年に公開されました。
レイナルド・マーカス・グリーン監督作品で、主演はウィル・スミスさんです。
主人公は、それまでにテニスの経験がまったくなかった、リチャード・ウィリアムズという男性。
そんなリチャード・ウィリアムズには、ビーナスとセリーナという2人の娘がいて、彼女たちはとても才能があったのでした。
やがて、そんなビーナスとセリーナは、その後、テニス界に大きな革命を起こすことになるのです。
アカデミー賞の他の対象映画作品
おしまいに、ウィル・スミスさんのアカデミー賞対象映画作品以外の、アカデミー賞の対象映画作品も見ていきましょう。
アカデミー賞対象映画作品のうち、もっとも栄誉ある作品賞にノミネートされたのは、『ベルファスト』、『コーダ あいのうた』、『ドント・ルック・アップ』、『ドライブ・マイ・カー』、『DUNE/デューン 砂の惑星』、『ドリームプラン』、『リコリス・ピザ』、『ナイトメア・アリー』、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、『ウエスト・サイド・ストーリー』。
これらのうち、日本の濱口竜介監督、西島秀俊さん主演の『ドライブ・マイ・カー』が、日本では特に注目されました。
結果、作品賞には『コーダ あいのうた』が決まりましたが、『ドライブ・マイ・カー』は、ほか、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞にノミネートされ、見事、国際長編映画賞を受賞しています。
以上、ここでは、ウィル・スミスさんは何を言われたのか、アカデミー賞司会者の言葉は何だったのか、ウィル・スミスさんのアカデミー賞対象映画作品、アカデミー賞の他の対象映画作品について、取り上げてきました。
ウィル・スミスさんの騒ぎは感心できないものの、アカデミー賞司会者の言葉を考慮すれば、気持ちは分からなくありませんね。
一方、日本の濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』は、作品賞を逃したのは惜しかったものの、国際長編映画賞受賞は大変おめでたいことでした。
今後も、邦画が世界からおおいに評価されることが増えればいいですね。