小説「狭小邸宅」のあらすじやネタバレ感想と主人公のモデルから作中の名言まで調査

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みなさんは『狭小邸宅』という小説をご存知でしょうか。

こちらは、不動産業界をネタにした内容で、著者にとっても作家デビュー作という、とても印象深い作品だったのでした。

そこで、『狭小邸宅』とは、どのような小説だったというのか、これから確認していくことにしましょう。

『狭小邸宅』のあらすじやネタバレは、はたして、どうなっていたのでしょうか。

『狭小邸宅』の感想や、主人公のモデルはどうなっていたのかも見ていきたいと思います。

そして、『狭小邸宅』といえば、作中に、けっこう名言もありましたので、こちらについても、あわせてチェックしていきましょう。

それではさっそく、これら、『狭小邸宅』の話題をご覧ください。

1.小説『狭小邸宅』とは

『狭小邸宅』は、新庄耕さんの作家デビュー作です。

新庄耕さんは、1983年9月25日、京都府の出身で、2021年2月現在の年齢は、37歳となっていました。

最終学歴は、慶應義塾大学環境情報学部卒業。

大学卒業後、リクルートに勤務したものの、すぐに退社して、ベンチャービジネスなど、さまざまな職業を経験したとのこと。

そして新庄耕さんは、2012年に、『狭小邸宅』によって、すばる文学賞を受賞したことによって、めでたく作家としてデビューすることとなったのですね。

その後、新庄耕さんは、『ニューカルマ』、『カトク 過重労働撲滅特別対策班』、『サーラレーオ』、『地面師たち』と、コンスタントに新作を発表していきました。

『ニューカルマ』は、『小説すばる』2015年8月号~10月号に連載された後、2016年1月、集英社から刊行され、2019年1月、集英社文庫から文庫化。

『カトク 過重労働撲滅特別対策班』は、2018年7月、文春文庫から文庫書き下ろしで刊行。

『サーラレーオ』は、『群像』2018年5月号に掲載された後、2018年8月、講談社から刊行。

そして『地面師たち』は、『小説すばる』2019年1月号~10月号に連載された後、2019年12月、集英社から刊行されています。

その他、新庄耕さんの刊行されていない作品としては、『すばる』2013年9月号に掲載された『オッケ・グッショブ』。

『すばる』2020年1月号に掲載された『おおすみ』。

そして『小説トリッパー』2020年夏号に掲載された『終電過ぎのシンデレラ』がありました。

さて、そんな新庄耕さんの『狭小邸宅』は、『すばる』2012年12月号に掲載されています。

単行本は、2013年2月、集英社から刊行されることに。

2015年2月には、集英社文庫として文庫化されていました。

ほか、『狭小宅邸』というタイトルにて、天培社から、2017年10月に、台湾においても刊行されています。

新人作家の小説が新発売からたったの5年で海外でも出版されるとは、そうとうな快挙だといえるのではないでしょうか。

さらに、『狭小邸宅』の場合は、すばる文学賞を受賞したことからもお分かりのとおり、エンターテインメントではなく、純文学ですから、なおさらそうではないかと思いますね。

2.小説『狭小邸宅』のあらすじやネタバレ感想

主人公である「僕」は、とくにこれといった目標などもないまま、不動産会社に就職することになりました。

ところが、不動産会社は、どれだけ売上を伸ばしたかという成績しか評価されないという、あまりにもハードなところだったのです。

そんななか、「僕」は、いきなり、異動命令を受け、事実上、現場から遠ざけられてしまうことに。

さらに、これだけではなく、異動した職場でも辞めるよう迫られてしまうのでした。

が、ある日、一つの物件が売れたことによって、「僕」はようやく評価されていくようになるのです。

『狭小邸宅』は、タイトルだけではピンときませんが、けっこうハードな内容だったのですね。

そうとうリアリティのある描写がみられるため、評価も上々ですが、納得することができるでしょう。

不動産会社に就職志望の方は、読むかどうかは慎重に判断すべきかと思いますが。

3.小説『狭小邸宅』の主人公のモデル

『狭小邸宅』は、このように過酷な内容です。

それだけに、主人公である「僕」のモデルがだれなのかが気になりますよね。

はたして、誰だったのでしょうか。

こちらはあいにく、ハッキリしておりません。

もっとも、作者の新庄耕さんは、不動産業界出身者ではないため、本人の経験を踏まえた作品ではないようですよ。

4.小説『狭小邸宅』の作中の名言

『狭小邸宅』は、その作中の名言が話題になっていました。

そこで、いくつか挙げてみましょう。

「客の顔色を窺い、媚びへつらって客に安い優しさを見せることが仕事だと思ってる」。

「何でしょう、じゃねぇよ、新入りのくせに頭がたけぇんだよ」。

「よそで売れなかった奴は駄目なんだ、売れたためしがない。だから、悪いが早いところ辞めてほしい」。

どれも、ずっしり来るものばかりですね。

不動産業界に入るつもりはなくても、感じるものは少なくないことでしょう。

『狭小邸宅』は、ご覧のとおり、けっして明るい話じゃありません。

しかし、それだけに、読んでみる価値は高いのではないでしょうか。

この機会に手に取ってみるという方が増えることに期待したいと思いますね。

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