今回は、脳科学者、評論家として活躍している中野信子さんについて、取り上げていきたいと思います。
『侍女の物語』という小説を紹介したことによって、注目を集めていたという、中野信子さん。
そんな中野信子さんとは、はたして、どういったプロフィールを持った人物だったというのでしょうか?
そこで、この記事では、中野信子さんのこれまでの経歴や評判について、調べてみました。
そして、そんな中野信子さんが紹介した小説『侍女の物語』についても、あわせてピックアップ。
小説『侍女の物語』の概要、あらすじ、感想について、お届けしてまいりたいと思います。
それでは、さっそく、ご覧ください。
中野信子の経歴や評判
中野信子さんは、1975年、東京都出身の47歳。
1998年、東京大学工学部応用化学科を卒業後、2004年、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程を修了しました。
さらに2008年、東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程を修了しています。
その後、中野信子さんは、2008年には、フランス国立研究所ニューロスピン博士研究員。
2013年には、東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授。
2015年には、東日本国際大学特任教授になりました。
著書には、『脳科学からみた「祈り」』、『科学がつきとめた「運のいい人」』、『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』、『脳はどこまでコントロールできるか?』、『あなたの脳のしつけ方』、『シャーデンフロイデ –他人を引きずり下ろす快感–』、『メタル脳 天才は残酷な音楽を好む』、『引き寄せる脳 遠ざける脳』、『ペルソナ 脳に潜む闇』など。
出演したテレビ番組には、『ホンマでっか!?TV』、『情報プレゼンター とくダネ!』、『有吉ゼミ』、『ワイド!スクランブル』、『情熱大陸』、『今夜くらべてみました』、『徹子の部屋』、『クローズアップ現代』、『世界一受けたい授業』などがありました。
そんな中野信子さんの評判も気になりますが、こちらは、いったい、どうなっていたのでしょうか…?
中野信子さんは、「東大卒の脳科学者」というキャラクターで、すっかり認知されています。
著書にも、『東大卒の女性脳科学者が、金持ち脳のなり方、全部教えます。』などというものがあるくらいですから、当然でしょう。
今後、その名声はますます高まっていくものと思われますね。
中野信子さんは、話し方やふるまいの気だるい感じや話の長さに多少の批判はあるものの、経歴も評判も申し分なかったようで、何よりではないでしょうか。
中野信子の紹介した小説『侍女の物語』の概要
さて、中野信子さんといえば、ある小説を紹介したことによって、注目されていたのでした。
それは、小説『侍女の物語』。
カナダの作家であるマーガレット・アトウッドさんが原作の作品で、原題は「The Handmaid’s Tale(ハンドメイズ・テイル)」です。
その内容は、侍女を主人公としたディストピアもので、1985年に刊行されるやいなや、一躍、ベストセラーとなっています。
受賞歴も、カナダ総督文学賞、アーサー・C・クラーク賞など、多数。
1990年には映画化、2017年にはドラマ化と、メディアミックスも活発になっていました。
続いては、このような小説『侍女の物語』のあらすじについて、確認していきましょう。
中野信子の紹介した小説『侍女の物語』のあらすじ
主人公は、侍女のオブフレッドという女性。
オブフレッドは、ふつうにふるまいつつも、その実、不安を覚えながらやって来ました。
主人である司令官に、いつも緊張感のなか、仕えてきた、オブフレッド。
しかし、ある日、司令官は、ふつうの人間として接するよう、オブフレッドに要求してきたのです。
そんななか、司令官の嫁は、司令官が子供を作れないことを知り、運転手の子供を妊娠するようにオブフレッドに命じてきたのでした。
中野信子の紹介した小説『侍女の物語』の感想
中野信子さんの紹介した小説『侍女の物語』は、まさに、ディストピアとしか言いようのない作品ですね。
男尊女卑や管理社会といったことのメタファーとして描かれているのが刮目すべきところでしょう。
読み方によっては、オブフレッドは、すべての女性に当てはまるのかもしれません。
このような小説『侍女の物語』は、意味深長で読書してみる意義はとても大きいのではないかと思いますね。
ということで、今回は、脳科学者、評論家として活躍している中野信子さんについて、いろいろなことをまとめてみました。
中野信子さんのこれまでの経歴や評判は、とてもすばらしいもので、さすがという感じでしたね。
また、そんな中野信子さんが紹介した小説『侍女の物語』もまた、とても深い作品だったと言えるのではないかと思います。
中野信子さんが紹介したことをキッカケとして、小説『侍女の物語』がさらに読み継がれていけばいいですね。
もしも、まだ小説『侍女の物語』をご覧になっていない方がいらっしゃったら、ぜひとも、この機会にいっぺん、目を通されてみてはいかがでしょうか。
ひょっとしたら、人生が大きく変わるような感動を得られるかもしれません。