コミック『ベルセルク』といえば、大変人気の作品だったものの、作者である三浦建太郎さんが亡くなったことによって、未完になってしまったことで有名ですね。
さて、そんなコミック『ベルセルク』だったのですが、このたび、監修を森恒二さんが、作画をスタジオ我画(すたじお がが)が、それぞれ担当するという体制によって、連載が再開されることになりました。
ファンの方々にとっては、久々のうれしいニュースだったのではないでしょうか。
そこで、今回、この記事では、コミック『ベルセルク』について、特集していきたいと思います。
はたして、連載再開となるコミック『ベルセルク』の絵の感じはどうで、残りのエピソードはどれくらいあるのでしょうか。
それでは、さっそく、ご覧ください。
目次
森恒二のプロフィール
まずは、森恒二さんのプロフィールについて、確認していきたいと思います。
森恒二さんは、1966年11月28日、東京都出身の56歳。
亡くなったコミック『ベルセルク』の作者の三浦建太郎さんとは、若い時からの友人でした。
2人とも、漫画を描いていて、日本大学藝術学部美術学科に進学したものの、森恒二さんは、大学卒業後、デザイナーになって、漫画の世界からは遠ざかっていきます。
しかしながら、バイク事故に遭ってしまったことが契機となり、またしても漫画の世界に向かい始めたのでした。
そして、森恒二さんは、コミック『ホーリーランド』によって人気の漫画家となったのです。
このような森恒二さんだけに、コミック『ベルセルク』の監修にも期待できるのではないでしょうか。
森恒二監修スタジオ我画作画のコミック『ベルセルク』とは?
さて、そもそも、森恒二さん監修、スタジオ我画作画で復活するコミック『ベルセルク』とは、いったい、どのような作品だったというのでしょうか?
コミック『ベルセルク』は、三浦建太郎さん原作。
『ヤングアニマル』において連載されて、好評を博しました。
内容はダークファンタジー。
舞台となるのは、中世ヨーロッパをイメージしている剣と魔法の世界です。
ここで、大きな剣を持ったガッツという剣士による復讐のための旅を描いていくというストーリーになっていました。
しかしながら、そんなコミック『ベルセルク』は、2021年、不幸なことに、三浦建太郎さんが亡くなってしまったことによって、いったん、中断してしまうことに。
が、2022年になって、一転、森恒二さん監修、スタジオ我画作画によって、復活することになったのです。
これだけすばらしい作品であっただけに、コミック『ベルセルク』が甦ることは、本当に望ましいことですね。
森恒二監修スタジオ我画作画のコミック『ベルセルク』の絵の感じは?
さて、森恒二さん監修、スタジオ我画作画によって、コミック『ベルセルク』は甦るわけですが、その絵の感じはどうなっていたのでしょうか。
実は、生前、三浦健太郎さんがプロデュースした『ドゥルアンキ』というコミックが刊行されたのですが、こちらは、まさしく、作画はスタジオ我画が担当していたのです。
それで、このコミック『ドゥルアンキ』は、コミック『ベルセルク』のファンからも、実に見事な作画であると称賛されていたのです。
いくらコミック『ベルセルク』が復活するとはいえ、原作ファンであれば、かなりナイーブにならざるを得ない問題でもありました。
それだけに、スタジオ我画の絵がしっかりしていたことは、誠に幸いですよね。
森恒二監修スタジオ我画作画のコミック『ベルセルク』には残りのエピソードがどれくらいあるか
おしまいに、コミック『ベルセルク』には、そもそも、残りのエピソードがどれくらいあったのかも気になりますので、調べてみました。
コミック『ベルセルク』は、三浦建太郎さんが亡くなった段階で、全364話となっています。
そして、生前、三浦建太郎さんは、全体の5分の3か5分の4くらいまで来ていると語っていたのでした。
つまり、5分の4だとしても、あと70話くらいは残っていたことになるでしょう。
コミック『ベルセルク』には、ある程度、残りのエピソードがありましたので、今しばらくは、その世界観を堪能することができそうで、何よりです。
ということで、今回、この記事では、いろいろと、コミック『ベルセルク』について、取り上げてまいりました。
連載再開となるコミック『ベルセルク』の絵の感じは、スタジオ我画の作画がちゃんとしていましたので、これにはファンの方々も納得してくれるのではないでしょうか。
また、コミック『ベルセルク』の残りのエピソードも、それなりに残っていてよかったですね。
連載の途中で作者である三浦建太郎さんが亡くなったことは、あまりにも残念でした。
しかしながら、三浦建太郎さんの遺志は、森恒二さんやスタジオ我画がしっかりと引き継いでくれるのではないでしょうか。
そんな連載再開となるコミック『ベルセルク』にご期待ください。