今回は、長野県松本市に関する話題をお届けしていきたいと思います。
長野県松本市といえば、甲信越地方を代表する都市の1つとして、とてもよく知られていますよね。
さて、そんな長野県松本市は、移住先として、とても人気になっていたとのこと。
はたして、長野県松本市が移住先として人気の理由とは、どういうものだったのでしょうか。
また、長野県松本市には、補助金として、松本市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金というものがありました。
こちらも話題になっていますので、金額はいくらなのか、条件はどうなっているのか、それぞれ、調べてみました。
1.松本市とは
長野県松本市は、長野県長野市に次ぐ、長野県内で第2位の人口を誇る市です。
国際会議観光都市に指定されるなど、甲信越地方の重要都市の1つとなっています。
松本城で知られている城下町としても、きわめて有名。
市のキャラクターは、アルプちゃんというものでした。
長野県松本市は、1907年に市制施行。
その後、2000年には特例市に、2018年には中枢中核都市に指定されて、2021年の中核市移行を進めています。
市町村合併では、2005年の梓川村、安曇村、奈川村、四賀村の編入、2010年の波田町の編入を経て、現在の市域となりました。
自然環境としては、山には、穂高岳、槍ヶ岳、乗鞍岳、大天井岳、常念岳、大滝山、焼岳、霞沢岳、美ヶ原、三才山など。
川には、梓川、犀川、女鳥羽川、奈良井川、田川、薄川、牛伏川、鎖川、大門沢川、湯川など。
湖には、大正池、美鈴湖など。
高原には、美ヶ原、乗鞍高原など。
自然公園には、中部山岳国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園などがあります。
このように、とても風光明媚な都市だった、長野県松本市。
交通機関も、空港が松本空港、鉄道がJR篠ノ井線、JR大糸線、アルピコ交通上高地線と、充実していました。
また、大学では、県庁所在地でないのに、国立大学である信州大学があります。
全国的に見ても、国立大学が県庁所在地以外の都市に作られるのはめずらしいこと。
このことを始めとして、長野県の県庁所在地である長野市とは、長年にわたってライバル関係にあることでも有名でした。
似たようなケースでは、ほかにも、福島県の福島市、いわき市、郡山市、群馬県の前橋市と高崎市、静岡県の静岡市と浜松市、三重県の津市と四日市市、山口県の山口市と下関市などが挙げられます。
姉妹都市には、神奈川県藤沢市、兵庫県姫路市、岐阜県高山市、アメリカのソルトレイクシティ市、ネパールのカトマンズ市。
姉妹村には、スイスのグリンデルワルト村。
友好都市には、中国の廊坊市。
交流都市には、石川県金沢市、北海道札幌市、鹿児島県鹿児島市、台湾の高雄市がありました。
これからも、このような長野県松本市のさらなる発展を祈念したいと思います。
2.松本市が移住先で人気の理由
さて、長野県松本市といえば、移住先で人気になっていたというのですが、その理由とは、どういうものだったのでしょうか。
まずは、豊かな自然環境。
先述のとおり、観光には困りませんし、北アルプスの雄大な光景がいつも拝めるのは壮観でしょう。
また、市内には、松本城のほか、旧開智学校校舎と、 国宝が2つも存在していて、文化的にも非常に価値が高いといえます。
このような都市であれば、移住してみたいと望む人がたくさんいるのも納得でしょう。
もし、信州への移住を検討している方がいたら、ぜひ、候補地の1つにしてみてはいかがでしょうか。
3.松本市の支援事業補助金の額
そんな長野県松本市は、景観や文化性だけではありませんでした。
移住者にも優しい街だったのです。
松本市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金という補助金があったのですね。
こちらは、2020年1月31日までの制度でしたが、金額はいくらもらえたのでしょうか。
無条件というわけではなく、後述の条件を満たす必要があるものの、2人以上の家族で100万円を手に入れられたのでした。
これはとても住民想いな政策だと思いますし、おなじような動きが全国に波及してほしいですね。
もちろんこれも、移住したい人が多い理由の1つといえるでしょう。
4.松本市の支援事業補助金の条件
それでは、そんな松本市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金をもらえる条件とは、どのようなものだったのでしょうか。
移住前に連続して5年以上、東京圏、大阪府、愛知県に住んでいたこと。
移住した3ヶ月前に、連続して5年以上、就労していたこと。
移住したのが2019年4月1日以降であること。
そして、申請から5年以上、継続的に松本市に居住する意思があること、でした。
最後の条件は、もし継続的に居住する意思がなかったら、金目当てになりかねませんから、納得ですね。
長野県松本市は、思っていたよりも見どころある街だったのですね。
とくに、松本市UIJターン就業・創業移住支援事業補助金は、親切な制度です。
これからもきっと、移住する人は増えていくに違いありません。