今回は建築家の隈研吾さんと、彼が設計した静岡県のガラスの旅館について、お届けしていきたいと思います。
隈研吾さんは、きわめて著名な建築家。
そして隈研吾さんが設計した静岡県のガラスの旅館とは、ATAMI海峯楼というところでした。
はたして、隈研吾さんとは、どういった経歴の人物だったのでしょうか?
また、隈研吾さんが設計した静岡県のガラスの旅館、ATAMI海峯楼も、どういう施設だったのか、気になりますよね。
そこで、ATAMI海峯楼の場所はどこなのか、宿泊料金はいくらなのか、そして口コミレビューについても、探ってみました。
それではさっそく、隈研吾さんとATAMI海峯楼について、ご覧ください。
1.隈研吾のプロフィール
隈研吾さんは、1954年8月8日、神奈川県の出身で、現在の年齢は67歳となっています。
猫が好きだったという隈研吾さんは、獣医になりたいと考えていたものの、父親がデザインが好きだったことに影響を受け、建築に傾倒していくようになったのでした。
大学院修了後、隈研吾さんは、日本設計に入社。
そして戸田建設に勤務したり、コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員を務めたりして、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立したのです。
その後、隈研吾さんは、法政大学工学部建設工学科非常勤講師、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授、イリノイ大学建築学科客員教授、東京大学工学部建築学科教授を務めるなど、学者としても活躍していきました。
さらに2008年には、フランスにKuma & Associates Europeを設立。
近年の活動としては、2018年に、高知県立林業大学校校長に就任したほか、2020年に、東京大学特別教授、岡山大学工学部特別招聘教授に就任しています。
また、叙勲、受賞歴もすばらしいもので、1997年には、日本建築学会賞作品賞。
2001年には、村野藤吾賞。
2009年には、フランス芸術文化勲章オフィシエ。
2010年には、毎日芸術賞。
2011年には、芸術選奨文部科学大臣賞。
2019年には、紫綬褒章となっていました。
また、隈研吾さんは、著書も多く、1986年の『10宅論―10種類の日本人が住む10種類の住宅』。
1990年の『10宅論―10種類の日本人が住む10種類の住宅』。
1989年の『グッドバイ・ポストモダン―11人のアメリカ建築家』。
1994年の『新・建築入門―思想と歴史』、『建築的欲望の終焉』。
1995年の『建築の危機を超えて』。
2004年の『負ける建築』。
2007年の『隈研吾:レクチャー/ダイアローグ』。
2008年の『自然な建築』。
2009年の『反オブジェクト―建築を溶かし、砕く』。
2012年の『場所原論―建築はいかにして場所と接続するか ポスト震災の新しい建築哲学─18事例の素材・詳細を図解』、『対談集 つなぐ建築』。
2013年の『小さな建築』。
2014年の『僕の場所』。
2016年の『建築家、走る』、『なぜぼくが新国立競技場をつくるのか』。
2018年の『場所原論II-建築はいかにして都市と統合できるか』。
2020年の『点・線・面』、『ひとの住処 1964-2020』、『隈研吾による隈研吾』となっています。
2.隈研吾の学歴
輝かしい経歴の持ち主だった隈研吾さんは、学歴もすごいものでした。
小学校は大田区立田園調布小学校。
中学校、高校は栄光学園中学校・高校。
そして大学は東京大学工学部建築学科、大学院は東京大学大学院建築意匠専攻修士課程修了だったのです。
さらに、隈研吾さんは、2007年には、博士(学術)を取得していたのでした。
3.隈研吾が設計したガラスの旅館(静岡)の場所と宿泊料金
続いては、隈研吾さんが設計した静岡県のガラスの旅館、ATAMI海峯楼について、見てまいりましょう。
ATAMI海峯楼は、1995年に竣工しており、それ以来、その歴史は、2021年現在、四半世紀を超えるものとなっていました。
場所は、静岡県熱海市春日町8-33です。
そんなATAMI海峯楼の宿泊料金は、JAPANESE ROOM/和室/爽和・さわの、2名宿泊、1泊2食付きの場合には、6万4000円~となっていました。
もしも、熱海に旅行をする機会があったら、一度、隈研吾さんの手によるATAMI海峯楼に、宿泊してみたいものですね。
4.隈研吾が設計したガラスの旅館(静岡)の口コミレビュー
このような、隈研吾さんが設計した静岡県のガラスの旅館、ATAMI海峯楼。
外観を始めとして、宿泊してみるメリットは、多々、あるといえます。
しかし、ATAMI海峯楼といえば、それ自体のみならず、周辺の観光名所のほうも、絶対に見逃しがたいところ。
熱海城、熱海梅園などといったところがあったのでした。
熱海城は、桜の名所、そして花火大会の見物スポットとして人気。
一方の熱海梅園は、早く咲く梅、遅い紅葉によって、それぞれ非常に知られています。
隈研吾さんは、国際的に活躍していた建築家ということで、すばらしい限りですね。
そして、そんな隈研吾さんが設計した静岡県のガラスの旅館、ATAMI海峯楼もまた、魅力あふれるものでした。
2021年も、隈研吾さんの活躍を見守りつつ、機会がある方は、ATAMI海峯楼に立ち寄ってみましょう。
【参考】
水 / ガラス|ATAMI海峯楼|隈研吾建築都市設計事務所公式