木幡竜さんは長年中国で活躍し、2021年のドラマ『アバランチ』への出演や2022年5月公開の日本映画『生きててよかった』主演など「逆輸入」されている俳優です。
第二のディーンフジオカとも言われていますが、その経歴はどのようになっているのでしょうか?
この記事では木幡竜さんの経歴や学歴、出演ドラマに主演映画『生きててよかった』での役どころを調査しています。
さっそく見ていきましょう。
木幡竜のプロフィール
木幡竜(こはた りゅう)さんは1976年9月12日、神奈川県横浜市出身の46歳。
高校ボクシングでインターハイに出場(3位)するほどの実力者で、オリンピックを目指したこともあったそうです。
高校はスポーツ推薦で横浜高校、そこから更にスポーツ推薦で中央大学へ進学しました。
プロボクサーとなり大橋ジムに所属、2戦2勝の成績を残しました。
2004年に俳優となり、2009年には中国の映画監督であるルーチュアンさんの『南京!南京!』という作品に出演して映画デビュー。
その後は主に中国映画に出演してきました。
木幡竜が出演した中国映画
2010年には『東雨風』で矢野慎一役、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』で力士猛役。
2011年には『四大名捕』で岑冲という中国人役を演じ、『親愛』という大阪国際映画祭グランプリを受賞した映画にも出演。
2012年には『温故 1942』、2013年には『只要一分鐘』と立て続けに出演しました。
2016年には『歡喜密探』、2017年には林遣都さんや黒木メイサさんなど日本俳優も出演した『青禾男高』、さらに『戦神 ゴッド・オブ・ウォー』では自身の本名と同じ小幡役で出演。
そして2018年には徐展雄監督の『蕎麥瘋長 Wild grass』に出演しています。
木幡竜が出演した日本の映画
木幡竜さんは中国に渡る前と後には、日本の映画にも出演していました。
2004年、俳優を始めた年に『ゴジラ FINAL WARS』、2006年2月の『春の居場所』、同年6月の『デスノート』に出演。
2008年の『陰日向に咲く』、2009年の『GOEMON』に出演して中国映画にシフトしました。
その後2019年に『サムライマラソン』で隼役を演じたのを皮切りに日本映画に復帰しています。
2021年は羽住英一郎監督の『太陽は動かない』に出演すると、翌2022年には『生きててよかった』で映画初主演となりました。
木幡竜の出演ドラマ
木幡竜さんは日本のドラマにも出演しています。
それは2021年の関西テレビ『アバランチ』です。
第6話に登場し、悪役・貝原隆史を演じ高評価されました。
木幡竜主演映画『生きててよかった』での役どころ
木幡竜さんは中国で実績を積んで満を持して「逆湯中」という形で日本映画に復帰することとなりました。
2022年に主演することとなった鈴木太一さん監督の映画『生きててよかった』での役どころを確認してみます。
今回は主人公の楠木創太を演じました。
楠木創太はプロボクサーですが、ドクターストップによって引退を迫られます。
第二の人生をスタートしますが、一般社会になじもうともがく日々を過ごしますがうまくいきません。
ところが楠木創太のファンだという謎の男が現れ、地下格闘技へ参戦しないかと提案され・・・
やはり自分には戦いしか無いと、勝負の世界に浸かっていくのでした。
木幡竜さんは、自身と同じボクサーからの転身を経験していく主人公を熱演。
『生きててよかった』は、リングでしか生きられない男の人生や、それを支える女性の強さに要注目な物語となっています。
木幡竜は第二のディーンフジオカ?
木幡竜さんは中国映画でしたが、台湾映画に出演していて逆輸入俳優となったディーンフジオカさんを彷彿とさせることから一部で「第二のディーンフジオカ」と言われているようです。
それに対して本人は「ぜんぜん違う、まず顔が」と応じていました。
経歴に似たところはあるものの、実績ではまだ及ばず、テイストも違うということを言いたかったのだと思われます。
しかしこういう木幡竜さんのような存在には私達一般人は興味持ちますし、ディーンフジオカさんとは違ったコワモテ要素もありますから、今後の活躍によっては一気にメジャーな存在になっていくかもしれませんね。
ということで、今回は逆輸入俳優・木幡竜さんについてでした。
長年中国映画で活躍してきた木幡竜さん。
今後は日本でも俳優として大いに活躍していくと思われますから、要注目ですね。