一級建築士試験の難易度|合格率や学科試験の独学で一番良い勉強方法を徹底解説

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一級建築士の資格は、建築や土木、不動産の分野で最もメジャーな資格ですよね。

メジャーだからというわけではないですが、かなり難関資格の部類と言えます。

述べ10回以上受けても一向に受からないという方も多数いるという・・・

この記事では一級建築士試験の難易度を相対的に見る他、独学による勉強方法について徹底解説しています。

さっそく見ていきましょう。

一級建築士試験の難易度

一級建築士の資格は建築土木分野の最難関資格です。

また、不動産も含めると、不動産鑑定士に次ぐ難しさだと言われています。

ではその他の資格と比較してどれくらいの難易度に位置しているのかを表で確認してみましょう。

難易度 資格名
S(超難関) 司法試験、公認会計士、司法書士、医師国家試験、防衛医科大学校、ITストラテジスト、システム監査技術者 等
A(難関) 一級建築士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、英仏独伊中検1級、歯科医師、薬剤師、鉄道設計技師、国家公務員一般職 等
B(普通) 二級建築士、宅地建物取引士、通関士、教職員採用試験、刑務官、英独検準1級、仏伊中検2級 等
C(やや易しい) 衛生管理者、個人情報保護士、地方公務員初級、中検3級、英検2級、ケアマネージャー、介護福祉士、太陽光発電アドバイザー、AFP2級 等
D(易しい) リフレクソロジスト レギュラーライセンス、整体セラピスト2級、照明コンサルタント、防災士、FP3級、住宅ローンアドバイザー、中古車査定士、ブライダルプランナー、ツアーコンダクター、公認トリマー 等

不動産鑑定士ってあまり聞かないと思いますが、かなり難関でして、不動産鑑定士が作成することができる競売物件の調査書など実務で見る機会がありましたが、最難関資格なんだと納得できるものがありましたね。

建築・不動産・ファイナンシャル・プランニングなど幅広く高度な知識が必要となってきます。

ただし分量・範囲において一級建築士もほとんど同じくらい難しいですので、ぜひ気合を入れて試験に望んでいただきたいと思います。

一級建築士試験の受験資格

一級建築士試験を受けるには受験資格を満たしていなければなりません。

建築士法第14条を確認してみましょう。

第一号 大学の指定科目を修めて卒業した者=実務経験2年以上
第二号 3年生短大で指定科目を修めて卒業した者=実務経験3年以上
第三号 2年生短大か高専で指定科目を修めて卒業した者=実務経験4年以上
第四号 二級建築士=実務経験4年以上
第五号 建築設備士=実務経験 4年以上
第六号 その他国土交通大臣が認めた者=所定の実務経験が必要

ちなみに、建築に関する学歴を一切持っていない場合には、二級建築士にまずなって、4年間の実務経験が必要ですが、二級建築士になるにはどうしたら良いでしょうか?

それは、建築に関する実務経験を7年以上積めばOKです。

ということはつまり、二級建築士になるまでに実務経験7年、二級に一発合格して翌年から4年間の実務経験が必要で、その翌年に一級建築士受験となりますから、合計で11年の実務経験が必要なんですね。

もし高校卒業後しばらくして20歳で一級建築士を志すことになった場合、実際に受験可能となるのは12年後の32歳のころということになります。

かなり遠い話ですね。

一級建築士試験の合格率

2019年の一級建築士試験の合格率は、

一次試験(学科) 合格率=22.8%
受験者数=25,132人
合格者数=5,729人
2次試験(設計製図) 合格率=35.2%
受験者数=10,151人
合格者数=3,571人
総合合格率 12.2%

となっています。

学科と製図の合格率を見るとトータルの合格率は8%くらいじゃないか?

と思われるのですが、前年の学科をパスして製図に受からなかった受験生も含んでいるため、学科合格者よりも製図の受験者数が多いんですよね、

そのためどういう計算なのか不明ですが、トータルの合格率は少し高めに出ています。

ちなみに、学科に受かった人は最大翌々年まで免除されますが、翌々年の製図試験に落ちた場合は再度学科の受験が必要となるんですね。

3度目の二次試験受験生のことを受験生の間では「角(カド)番」と言うようです。

大相撲の角番横綱・大関に因んでそう呼ばれています。

角番の受験生は精神的に追い込まれていて非常に辛いようです。

ですが、後のない状況で頑張って合格される方も多いです。

一級建築士学科試験に独学で合格する方法

一級建築士試験の一次試験は7月に行われる学科試験です。

学科試験は5科目あって足切り点もあるため、まんべんなく実力を付ける必要があります。

かなり難関ですが、学科試験に独学で合格しようと考える方は多いようです。

一級建築士を受験する方の多くは学歴や実務経験があるので、学科試験は学校等へ通わずに独学で勉強しても合格できる可能性は十分にあると言われています。

重要なのは、合格できる実力を付けるためにまとまった時間が取れるかということです。

日建学院や総合資格のような資格学校に通った場合、授業の多くはテストに費やされます。

テストはすべて過去問題なので、市販の問題集を買って自分でやるのとまったく変わりません。

大事なのは繰り返し実施できるかどうか、つまり復習です。

復習をしなければ知識が定着せず、合格はむずかしいでしょう。

資格学校大手の「日建学院」で一級建築士の講座を受講していた人によると、

  1. テキストの内容と同じVTRを皆で見る
  2. 小テストをうける
  3. 答え合わせをする

というのが毎回の講座の内容になります。

周りに競争相手が居てやる気が出るという点で、独学より有利かもしれませんが、数十万円をつぎ込んでライバルを得るか一人でやるかという違いですね。

どっちが良いかといえば通ったほうが有利になるでしょうが、予算や時間の関係でよく考えてみてください。

一級建築士の学科試験に独学で合格するための勉強方法は、

  1. 過去問題を解く
  2. 答え合わせ→解説を読む
  3. 間違えたところをメモする(ナンバリングしていく)

です。

3の間違えたところをメモするというのは、ノートに間違えた問題番号をメモして、何度か回数をやるうちに、何度も間違えていたらそこが苦手箇所だと分かるというもの。

そうして苦手科目があぶりだされてくるので、集中的にテキストを読み込むことで克服し、逆に得意分野に変えることが可能です。

過去問題集を用意して、2回か3回繰り返してやることでかなり実力をつけることが出来るはずですから、ぜひ実践してみましょう。


以上、今回は、一級建築士試験の難易度や合格率、学科試験の独学勉強法についてでした。

このサイトでは一級建築士学科試験における各科目の具体的な問題の考え方や解き方、覚え方などを公開していきます。

必要なところをサイトマップや検索を利用して効率よく確認してください。

製図試験についても攻略法を公開していきますので、お楽しみに。

それでは合格に向けてみんなで頑張りましょう。

GOOD LUCK!

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