社会学者として活躍している古市憲寿さんについて、特集していきたいと思います。
これまでに、コメンテーターなどとして、テレビ番組への出演も少なくなかった、古市憲寿さん。
そこで、そんな古市憲寿さんのこれまでのプロフィールを確認していきましょう。
はたして、古市憲寿さんとは、どのような経歴の持ち主で、学歴はどうなっていたのでしょうか。
さらに、この記事では、古市憲寿さんの刊行してきた著書、受賞歴の一覧、コメンテーターなどとして出演してきたテレビ番組、社会学者としての活動の内容についても、探ってみました。
それではさっそく、ご覧ください。
1.古市憲寿の経歴、著書、受賞一覧
古市憲寿さんは、1985年1月14日、東京都の出身で、2020年11月現在の年齢は、35歳となっています。
本業は社会学者である古市憲寿さんですが、その活動は、あまりにもスケールが大きいものでした。
まず、社会学者としての経歴ですが、そうとうなキャリアといえるものになっています。
政府の機関の役職が多数となっていたのでした。
民主党政権においては、野田内閣で、2012年には、内閣官房国家戦略室フロンティア分科会部会委員。
自民党政権においても、安倍内閣で、2013年には、経済財政動向等についての集中点検会合委員、内閣官房行政改革推進本部事務局国・行政のあり方に関する懇談会メンバー。
2014年には、内閣官房クールジャパン推進会議メンバー。
2015年には、伊勢志摩サミットロゴマーク選考会審査委員。
2016年には、自民党歴史を学び未来を考える本部オブザーバー。
2017年には、厚生労働省多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会委員。
そして2019年には、内閣府パラダイムシフトと日本のシナリオ懇談会メンバーを歴任していたのです。
また、2014年には、朝日新聞信頼回復と再生のための委員会外部委員も務めていました。
古市憲寿さんは、あらゆる社会問題に携わってきたスペシャリストだったというわけですね。
しかし、まだまだ、これだけでおどろいてはいけません。
古市憲寿さんは、作家としても活躍していたのです。
それも小説家で、これまでに小説として『平成くん、さようなら』、『百の夜は跳ねて』、『奈落』、『アスク・ミー・ホワイ』を刊行していました。
さらに、古市憲寿さんの刊行してきた著書には、『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』『絶望の国の幸福な若者たち』『働き方は「自分」で決める』『誰も戦争を教えられない』『だから日本はズレている』『保育園義務教育化』『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』『大田舎・東京 都バスから見つけた日本』『誰の味方でもありません』『絶対に挫折しない日本史』などがあります。
受賞歴は、日本学術振興会育志賞。
ほか、おしくも受賞とはなりませんでしたが、『平成くん、さようなら』と『百の夜は跳ねて』で芥川賞にノミネートされていました。
古市憲寿さんのさらなる話題が楽しみですね。
2.古市憲寿の学歴
めざましい活躍をみせてきただけに、古市憲寿さんの学歴がどうなっていたのかも気になります。
こちらは、想像以上にすばらしいものでした。
高校は埼玉県立越谷北高校、大学は慶應義塾大学環境情報学部だったのですね。
が、古市憲寿さんは、さらに、オスロ大学に交換留学したうえ、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学コース修士課程を修了していました。
社会学者としては、まったくもって、非の打ち所がないレベルの学歴であるといえるでしょう。
3.古市憲寿のコメンテーター出演テレビ番組
古市憲寿さんといえば、コメンテーターなどとして出演してきたテレビ番組も数知れず。
そこで、これまでに出演してきたテレビ番組をおさらいしておきましょう。
コメンテーターが、『新・週刊フジテレビ批評』。
ゲストコメンテーターが、『ワイドナショー』、『真相報道バンキシャ』、『報道ステーション』。
スペシャルキャスターが、『情報プレゼンター とくダネ!』。
MCが、『Together~だれにも言えないこと~』、『新世代が解く!ニッポンのジレンマ』、『古市ドア』、『ふるいちくんのとんがり図鑑』。
さらに、『中居正広のニュースな会』、『PEOPLE ~伊藤洋介・古市憲寿の J-POP J-MIND~』、『朝まで生テレビ!』、『NEWS WEB 24』、『あしたのコンパス』、『FLAG7』。
想像以上の多さに、古市憲寿さんの需要の高さを再認識させられます。
4.古市憲寿の社会学者活動の内容
それでは、古市憲寿さんの社会学者としての活動の内容は、どのようなものだったのでしょうか。
実は、通常、学者であれば、学会への所属、論文の発表といったことがメインであるものの、古市憲寿さんはこうした活動とは距離を置いてきました。
つまり、従来の学者とは異なり、政府の機関等の役職をこなすことが活動だったといえるでしょう。
あらたな学者像であるといえるでしょうし、古市憲寿さんの今後を見守っていきたいと思いますね。
学者というイメージとはずいぶん異なっていた、古市憲寿さん。
これからの動きからも目が離せなくなるでしょう。
もちろん、小説の新作のほうも心待ちにしたいですね。