国内唯一のWeb3プラットフォームで話題の「FiNANCiE(フィナンシェ)」をご存知でしょうか?
当編集部では今回、話題のサービスである「FiNANCiE」を提供している株式会社フィナンシェ様に取材依頼をしたところ、快諾していただきました。
「FiNANCiE」について語られていますので、ぜひご覧ください!
目次
「FiNANCiE」について
「FiNANCiE」とは?
「FiNANCiE」とは、ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディングサービスです。
スポーツチーム・個人アスリートやエンターテインメント、地方創生などのプロジェクトに多数採用され、ファンとの新たな交流やプロジェクト参加の仕組みとして活用されています。
「FiNANCiE」の魅力は
- ファンディング、コミュニティ形成・運営の媒介としてトークン*を有効活用することができる。
- 活動者(プロジェクトオーナー)とファン(サポーター)で共創活動ができる。
- コミュニティの活性化によるトークン価値の上昇や、ファンの貢献度に応じたメリットなど、ファンに対する還元がある。
*FiNANCiE内で発行・販売されるトークンは暗号資産ではなくデジタルアイテムです。
デジタル上のポイントのようなもので、トークンを保有することで、ファンであることを証明するイメージです。
トークン発行型クラウドファンディング「FiNANCiE」についての詳細はこちら → https://www.corp.financie.jp/service
X(旧Twitter)→https://twitter.com/financie_jp
note→https://note.com/financie
運営会社
「FiNANCiE」の運営会社は株式会社フィナンシェ。
「Empowering the next billion dreams(10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現)」をビジョンに掲げ、国内唯一のWeb3プラットフォームを提供しています。
株式会社フィナンシェ公式サイトはこちら → https://www.corp.financie.jp/about
「FiNANCiE」特別インタビュー!
今回は株式会社フィナンシェ様にご協力をいただき、「FiNANCiE」についてお伺いしました!
「FiNANCiE」が生まれた背景を教えてください!
まず、Web3という言葉がまだ存在していない頃からブロックチェーン技術に可能性を感じていて、その技術を活用したサービスを作りたいと考えていたのがきっかけです。
それと同時に、「個の時代の到来」を感じていました。
そこで、個人がチャレンジをするきっかけを増やすには、その人たちを最初から応援する仕組みがあればいいのではないか。
“収益”よりもっと価値があるものを作っていきたい人たちが、応援資金を得られるようなプラットフォームが必要なのではないか。
そのために「新しい応援の形を作りたい」と考え、「FiNANCiE」が生まれました。
株式会社という強い力を持たない個人・団体(例えばクリエイターやアスリートなど)であっても、ビジョンに賛同する人々を集めて資金を調達し、その仲間と一緒に活動をすることで、夢を実現することができる。
そして、応援してくれる仲間にもインセンティブが発生し、Win-Winの関係性で成長できる。
そのような、みんなにとってハッピーな仕組みを実現したかったのです。
そこで注目したのが、海外のサッカーチームがファンにトークンを発行することでコミュニティを盛り上げていたケースです。
同じように、クラブチームやプロジェクトを最初から応援してきた方がインセンティブを得られる仕組みを作りたいと思い、ブロックチェーン技術を活用したトークン発行型のクラウドファンディング「FiNANCiE」を立ち上げました。
クリエイターやアスリートなどの個人・団体の方が夢を叶るために活用できるプラットフォームであり、ファン(夢を応援する人)は自分たちも運営の一員としてプロジェクトを盛り上げ、トークンの価値を向上させることができる。自分が応援している(推している)クリエイターやチームと一緒に活動することができる仕組みになっています。
「FiNANCiE」を運営、提供するにあたって苦戦したことを教えてください!
2019年に創業してから2年ほど、当時はブロックチェーンやトークンなどの認知度が世間的に低かったので、プロダクトを浸透させるため非常に苦労しました。
その状況を打破したきっかけは、スポーツチーム×ファントークンという事例※が海外で話題になり、この仕組みをFiNANCiEでも実現しようと方針を固めたことです。
※2020年6月頃、「Socios.com」というプラットフォームがFCバルセロナのファントークンを発行し、発売から2時間足らずで130万ドル(約1億4000万円)の資金集めに成功し話題に。
2020年6月は、新型コロナウイルスが流行し始めた時期で、スポーツ活動に様々な制限が設けられている状況下でした。そのため、様々なスポーツチームでクラウドファンディングやギフティングなどが実施されました。
そのような中で、プロサッカークラブの湘南ベルマーレが「新しいファンサービスに挑戦してみたい」と、国内初のプロサッカークラブトークンを発行することとなりました。
トークン発行・販売に際しては、湘南ベルマーレのチームスタッフの方々と議論を重ね、トークン販売と併せてサポーター参加型の企画を実施したところ、非常に多くのサポーターの方にご参加いただき、メディアにも取り上げられ、FiNANCiEの注目度が上がりました。
同年3月には、サッカークラブのSHIBUYA CITY FCにもFiNANCiEを活用いただき、トークン価値が向上・二次流通が活発となり、盛り上がりをみせました。
これによってFiNANCiEの認知度はさらに上がり、サッカー以外にもバスケットボール、野球、モータースポーツなど、スポーツ分野で多くのプロジェクトがスタートしました。
「FiNANCiE」には現在どのようなプロジェクトがあるのか教えてください!
FiNANCiEでは現在、個人・団体問わず、スポーツ、エンターテインメント、地方創生分野など、幅広いジャンルのプロジェクトが200以上活動しています。
例えば、スポーツ分野では日本のプロサイクルロードレースリーグJCL(ジャパンサイクルリーグ)が、「日本国籍のチームとして史上初めてツール・ド・フランスに出場し、表彰台に登ること」を目標に活動しています。チームオリジナルのジャージデザインを投票で決めたり、選手と交流ができるイベントなど、サポーター参加型の企画を実施し、コミュニティ活動が盛り上がっています。
エンタメ分野では、3名の映画監督 堤幸彦・本広克行・佐藤祐市に加え、森谷雄プロデューサーがリードして、原作づくりから映像化に至る全プロセスにサポーターが関わり、一緒に作品を作り上げる「SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)」プロジェクトがあります。これまでの製作委員会方式という常識を覆したプロセスエコノミー、そしてクリエイターに還元されるクリエイターエコノミーのファイナンスを実現しています。
地方創生分野では、仔牛の生育から流通に至るまで一連のプロセスを消費者と共有する「KYUKON WAGYU(きゅうこん わぎゅう)」という、見届ける畜産×食育プロジェクトがあります。「次世代の畜産流通と収益モデルの実現」を目指し、生産者と消費者がパートナーとなって活動しています。
FiNANCiEのプロジェクトは、スポーツクラブが抱える課題、既存の産業構造の課題や社会課題に深く関係したものも多くあります。
FiNANCiEの活動が、スポーツクラブやプロジェクトの成長に繋がったら嬉しいですし、ファンの方々が楽しんで活動していたら、いつの間にかそれらの課題を解決していたというような事例を増やしていきたいと考えています。
「FiNANCiE」特別インタビューについて
今回は国内唯一のWeb3プラットフォームで話題のサービス「FiNANCiE」についてのインタビュー記事をお届けしました。
今後どのようなプロジェクトが増えていくのか注目したいですね。
いきなりのインタビュー依頼に対しても快諾し、丁寧に対応してくださった株式会社フィナンシェ様、ありがとうございました。
ファンを巻き込んで、新たな価値を創造したい、次世代のコミュニティを作りたいという組織や企業様がいらっしゃれば、是非「FiNANCiE(フィナンシェ)」を活用してみてはいかがでしょうか?